2023-02-20から1日間の記事一覧

にわか考古学ファンの独り言(縄文時代)

大形石棒について 土偶とならぶ象徴的遺物として「石棒」とよばれる大形の石製品があります。縄文人の身長の半分以上の長さをもつのが普通であり、最大の例は2mを越えます。片手ではとても持ち上げることのできない長大で重たい石製品であります。傘型の頭部…

にわか考古学ファンの独り言(縄文時代)

縄文土偶について 縄文人の道具には、日常生活を支える実用的な道具類と、儀礼祭祀などの宗教的活動に関わる象徴的器物です。小林達雄はそれを「第一の道具」と「第二の道具」と呼んでいます(小林達雄1996)。縄文時代の遺物のなかには、縄文文化に固有の「…

にわか考古学ファンの独り言(縄文時代)

土器の型式について 型式を調べることで縄文時代の年代が推定されるのですが、縄文土器の型式は非常に分かりにくいのです。それでも、考古学にはなくてはならない研究手段です。複雑な土器の型式を理論的に理解することは難しいのです。型式の基本に、「一つ…