2023-06-06から1日間の記事一覧

にわか考古学ファンの独り言(縄文時代その②)

縄文時代のイネ 縄文時代に何らかの農耕があったとする、いわゆる縄文農耕論は古くから議論されてきました。たとえば在野の考古学者として著名な藤森栄一は、戦後の早い時期に、中部高地の縄文遺跡の繁栄と非狩猟的な道具の組み合わせなどから、少なくとも縄…

にわか考古学ファンの独り言(縄文時代その②)

縄文人の暮らし 子供たち 当時の子どもたちにとっては、生活のすべてが遊びであり、その遊びを通して生きる知恵を獲得していったと考えられます。 女の子でありば、母親や祖母の側について、お手伝いをしながら、一緒に森に入り、どんな植物が食べられるか、…

にわか考古学ファンの独り言(縄文時代その②)

縄文時代の身分階層 縄文時代が複雑で高度に組織化された社会であることから、その社会を指揮する首長層ないし貴族層などの身分階層が、縄文時代にもあったとの主張があります。たとえば小林達雄は、福岡県の山鹿貝塚で20枚をこえる貝輪をはめた女性をはじめ…

にわか考古学ファンの独り言(縄文時代その②)

縄文時代の身分階層 縄文時代が複雑で高度に組織化された社会であることから、その社会を指揮する首長層ないし貴族層などの身分階層が、縄文時代にもあったとの主張があります。たとえば小林達雄は、福岡県の山鹿貝塚で20枚をこえる貝輪をはめた女性をはじめ…